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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日。この日は少々ついていない。一つ一つを思い起こせば取るに足らない話でも、今こうやって考えると無性に腹が立ったり、情けなくなる。

映画を観た。「ビューティフル・マインド」主演ラッセル・苦労、そう彼は苦労人だ。いや、知らない。ええかげんでごめん。少なくとも言えるのは、何年か前に日米合作(ほとんど日本資本)映画で、豊川悦司と競演していた頃の彼は「苦労人」だったはずである。ノーベル賞学者役としてはガタイがでかすぎるのは仕方ないとして、さすがアカデミー俳優、いい映画だった。しかし、狭い映画館とは言えども、よりによってわざわざおしゃべり好きのおばさんが二人、隣に座ることはないではないか。最悪だった。

こういう人種は、一番しゃべって欲しくないときに話し出す。笑うべきではないタイミングで意味なく笑う。たった2時間やそこらを、黙って観る事が出来ないのか。注意したかったが「なんで、私らが怒られなあかんのよ」と平気で言いそうなおばちゃんだったし、日記のネタ的にもスクリーンを正面に観ながら、左耳で会話を探っている、器用な映画鑑賞となった。帰りに偶然、エレベーターで一緒になる。「観て正解やったなぁ〜」って、お前らちゃんと観とったんかいな!怒るで、しかし。レディースデーに映画は止めようと思った。

駐車場に行く。コインパーキングは少々金額が張ったので、領収書ボタンを押す。「リョウシュウショヨウシガアリマセン」……怒るで、しかし!ツ〜である。

店に着く。知り合いのお店に届け物(店の会員様のカードキー)があったので、持っていく途中携帯が鳴る。以前にも書いたが、僕は「しょーもない記憶力」には自信があって、その番号には見覚えがあった。先週、着信履歴があり掛けてみると「お客様の番号はお繋ぎできません」と着信拒否された番号だ。僕は相手を知りたいため出ることにする。女性の声で「以前、旅行などが当たる懸賞に応募されましたよね。その節はありがとうございました」

「いや、記憶にないのですが」そう言うと「あー、じゃぁ奥様が応募されたのですね。失礼いたしました」ほんま、失礼やな。わしゃ、独身や。「今なら一度の登録で五つの懸賞にエントリーできます」と一方的に話す相手に「興味がないし、応募した覚えもないから結構です」と切る。怒るで、しかし!スリ〜である。

イライラしながら、店に戻ると宅急便の不在配達がドアの隙間に入っていた。「向かいに預けております」いつもこうして宅急便の人は、お向かいのビリヤード屋さんに置いていく。店の準備もそこそこに表へ出ると、あっ!鍵を持たずに出てしまう(僕の店はオートロックだ!)。呆然と立ちつくす。自分の店に締め出しを食らう。間抜けな店主は、先程の東門にある知人の店にもう一度行った。

「すんません、さっきせっかく持ってきた鍵、貸してもらえませんか?」

三宮に、カードキーを持つお客さんがいてよかった。アホやで、しかし!


※志賀私的伝言板
【しかしSteelers伊藤剛臣よ、同じ時間帯に嫁さんとその映画観てたのはビックリしたぞ!NZ遠征気を付けて 健闘を祈る!】
【「変態小説家」性懲りもなく新作公開しました!】


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