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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜、「旬って好きですか?」とメールが届く。詩人チック(表現死語)な言葉である。まぁ、嫌いな人はあんまりいないだろうな……でもなんだ、このメールは?と、よく見ると「筍って好きですか?」だった。好きです。

昨日、一昨日の日記を見た読者から、「手抜きだ」とか「物足りない」とお叱りの声、挙げ句に「何かあったの?」などとご心配まで戴き、こんなことなら潔く休んどいてもよかったなぁ、なんて思いながらまた書き始める。特に何もなかったのです、ハイ。まぁ思い付きとは言え、短い日記を二日続けると確かに突っ込みたくなるで、しかし! では、いつものように。

さて、僕はあの「動物占い」で言うとヒツジだったので、「時間・約束は守る・守らせる。それが元で喧嘩になることもある」らしいが、近頃そうでもない自分に気が付いている(ちなみに、初めて「動物占い」を教えてもらったその女の子は、狂おしいほどに?太っちょ〔死語〕だったのだが、占いの結果「ゾウ」と判り、間髪入れずに「君、カラダ占いやなぁ〜」と言うと、凄く怒られたな)。

僕は最近、待ち合わせに遅れることが多いのだ。ほぼ習慣的に間に合わない。プライベートならまだしも、仕事の打ち合わせなどでも5分、10分は超過する。もちろん予め遅れる旨、電話はするのだがそんな問題ではない。本当に皆さんにはご迷惑をおかけしております。

言い訳をすると、携帯電話の普及が僕を狂わせているようだ。昔なら「ナン時に、ドコ前で」としっかり決めていた日常。今の時代に待ち合わせのメッカなどと言われる場所は、もうほとんど無い。京都は、四条河原町・高島屋前。大阪なら、梅田のビッグマン前。神戸なら、JR三宮・中央改札TIS前…が僕のよく利用する待ち合わせ場所だった。今は「3時頃、三宮辺りで…」が普通だ。

遅れそうになったら、携帯電話一本で「○○分遅れます」と簡単に済ませてしまっている。いつからか僕は「時間」にルーズになっているのだ。数分が積もり積もって、『信用までをも失いかねない』ことを遠い記憶の彼方に忘れてしまってる。そして今僕は、遅れて汗をかきながら待ち人に向かって駆けつけた、待ち合わせに風情があったあの頃を思い出している。

今日からの僕はいつもより早く、「約束したその場所」に向かうことだろう。


※志賀私的伝言板
【「ハゲダのオッパイ広場前」……若者で一杯、オッパイ広場は阪急三宮駅東口北側・ハーゲンダッツ前のオブジェのことだ 覚えておこう!】


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