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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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ジェームス山の家に着く。駐車場からマンションロビーまでに、植え込みがある。そこに小さな砂で作った円筒状の、子供の作ったケーキらしきものがあった。花でデコレーションしたそのケーキは、朝方の寒さにもそのままの形で残っている。そう言えば幼い頃、次の日になっても残ってたらとても嬉しかった。小さなバケツ、プリンやゼリーの容器でよく作ったな。


金曜、僕は落ち込んでいた。とにかく、近頃では一番の辛いことがここ数日重なっていた。ただ、前にも書いたが悩み落ち込むことは時間が解決してくれるし、いつか笑顔も自然に出る。だけど誰かにすがりたい気持ちは、強そうな僕にだって実はある。僕が会社に勤めていたら多分家で一人、悲劇の主人公のように打ちひしがれていただろう。今日ほど店をやっていてよかったと思えた日はない。

誰かにその気持ちを伝えていたわけでもないのに、多くのお客様が来てくれた。静かに時を過ごし僕の今の気持ちを聞いてもらうより、動きながら、馬鹿な話もしながら一緒に飲み、笑い、初めてのお客様には店に対する思いを話す方がいい。辛い気持ちなどどこかにふっとんでいた。

心配して車で駆けつけてくれた永田さん、ムシの知らせか差し入れと共に来てくれた宮西ちゃん・タカちゃん、ブレーン卯目くん・美香ちゃん、偶然来たけれども君達の明るさに救われた・神戸製鋼ラグビーの面々、初対面だったけど親身になってくれた中西さん、Nくん(本人希望により)と体育大の僕の後輩に当たる高力さん・リョウコさん・ミチコさんとも色々話せた。
人に助けられた、ありがとう。

今一人になってみると、やはり少し考えてしまうことがある。しかし確実に違ったのは、僕にはお客様の域を超えた仲間・ブレーンがいて、店が存在しなかったらこんなに早く笑えなかった。

何度も言う。店をやっていてよかった。


志賀的街の風景5
『カフェ・java』:阪急三宮の高架下にある家族でやってる喫茶店 昔は「ジャズ喫茶」だったそうで、今は演奏されないがピアノと当時のアナログ盤ターンテーブルがある 初めて行ったのは3年ほど前 月並みだがカルチャーショックと「これが神戸なんだなぁ」と感動したのが思い出される 但し、おばあちゃんがコーヒーを入れている時間なら、急ぎの予定が無いときに……

※志賀私的伝言板
【この日名刺を渡した人達は、本当にこのサイトを見てくれるかなぁ】

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