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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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店が暇だったので、久しぶりに向かいのビリヤード屋さんで過ごす。と言っても玉突きはしないで、あるフレンチレストランのギャルソンと「サービス」とは何ぞや、その難しさについて話す。

結論から言えば「サービスをサービスと感じさせないのがサービス」であるという所に至る。シンプルなほど美しく難しいわけだから、簡単そうに思えるものはコトほど左様に実践できないことが多い。お客様が「ごちそうさま」と何事もなく帰り、そしてまたいつかその店にやってくることで店に立つ人間は喜びを感じる(もちろんそのお客様を覚えておくことを前提として)、それだけである。その繰り返しの蓄積が店を支える。過剰なサービス・差別などいらない。

そんな中、一人のお金持ちと言われる方の奇行を聞いた。その方は、去年1年で1800万円ほどの金額をフランス料理を食べに行くことに注ぎ込み、自宅には400本ものワインが眠っているという。それが奇行だと言えば、おそらくこの日本でもまだまだ存在する金持ちに失礼である。その人が凄いのは会社のトップを退いた今年からの行動である。

周知の通り、サッカー・ワールドカップが日韓共同開催される。先日売り出された日本戦や決勝・準決勝の観戦チケットがセットになったものは、165万円という破格値が付いているにもかかわらず売れているという。例えばそれを購入する人、それも凄いことだし知人にそんな人がいたらそれだけでネタになる。しかし、それもこの人にかかっては普通の人だ。

大金持ちが趣味で路上生活者(冬はモウファー、夏はダンボーラーと僕は呼ぶ)になって楽しんでいる話を、映画やドラマで見たことがある。確かに究極に近い一通りの贅をやり尽くした人には、どこかで『金では買えない未経験の世界』に変な思いを抱くことがあるのかも知れない。

ワールドカップに先立ち、各試合会場予定地では期間中警備員の募集が始まった。押し寄せる観客はもちろん、フーリガンにも対抗しなくてはならない。その人は高い金を払って手に入れるスタンド席からではなく、より世界の選手に近いフィールドで観戦するために「神戸ウイングスタジアム警備員」の面接を受け、見事に採用されたそうである。

これもまた、究極の贅沢と言えよう。ちなみに時給は1000円である。


志賀的街の風景4
『メリケンパークオリエンタルホテルのカフェから眺める夕方6時以降の神戸ハーバーランド・モザイク』:はぁ〜はぁ〜はっはっ…あーしんど、一気に言えましたか? 小さな観覧車が点灯されるライティングが綺麗です 僕はよくそこでコーヒー1杯の料金で3杯くらい飲んでます

※志賀私的伝言板
【池岡さん、ノーラ犬猫病院情報ありがとうございました!】

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