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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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昨日の日記を読む。難解である。ジキルとハイドを実践しているのではない。しかし、あれも今の僕も「志賀」であることには変わりない。

あるホテルのカフェにいる。これ見よがしに大きく重いPower Bookを開けるのは、少々時代に逆行している。しかし、あるウインドウズメーカーが採用している「ゼロハリバートンモデル・ノートPC」は「お前はスパイか!」と突っ込まれそうで、現行のiBookに興味がある。

しつこいが、寒い。極寒である。起きたときに、古傷の背中が痛む。ラグビーは素晴らしい経験とその先にある人の繋がりを与えてくれると共に、「勲章」と言うにはあまりに痛い代償をもたらした。頸椎・左肩口から後背筋にかけて、タックルに入る度に痺れたあの日を思い出す。「どうせ、この時期には毎年のことだ」と気に掛けなかったが、このカフェでそれは起こる。

本来は正解ではないが、左手でコーヒーの入ったカップを持とうとする。上がらない、どころかカップは傾きガチャンと音を立てて、液体はものの見事にテーブルから手前に流れ落ちる。開いていた夕刊のおかげで、コーヒーの洗礼は免れたものの、少々ショックを受ける。更には、そこの従業員にもショックを受けた。

散々、まさに散々こぼれているコーヒーに慌てない僕の素振りにも責任があるかも知れない。しかし、こちらの目の届く範囲に誰もいない。やっと、手を挙げる僕に気付いたキャッシャーの女性も、頷きながら他のウェイトレスに伝えようと探している。仕方なく、近くのテーブルに来た違う女性に、コーヒーをこぼしたことを言う。その子は黙々とテーブルを拭く。こちらの被害は意に介さない。

コーヒーを大いに染み込ませた新聞紙の一面の社説。そこにたまたま「金太郎あめ化現象」について書かれていた。最近の司法試験について、考査委員が抱く感想。「正解だけにこだわり、結論を出すまでの論理にさして関心を払わない。知識はあっても、思考を掘り下げることはしない。マニュアル思考の法律家ばかりが増えている」……『傾向と対策』世代が、ビジネスから恋愛の攻略法に至るまでのマニュアル本を受け入れている。

平凡に幸せに、事なかれと生きることを望む人も多いが、波瀾万丈に生きるとすれば、背中に大いなる「勲章という代償」を背負うのも悪くない。


志賀好的美人録6
『クレア・フォラーニ』d本気で好きである 手足の長さ、スタイル、笑顔、目……映画「ジョーブラックをよろしく」でファン度は加速した 他の出演映画をどなたか教えて貰えないだろうか 映画のことはブレーン・卯目俊太郎に聞け!、だな すぐ聞こうっと

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