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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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東京から帰ってきた月曜の夕方。車中で見た「勝った選手達が高く手を挙げる」関東版の朝日新聞。関西版では、その写真は使われていない。神戸に戻ってきた実感を新聞で知り、そして眠気と残る酒が昨日の記憶を蘇らせる。

3日の日曜、雨の秩父宮ラグビー場は25,000人の観客で埋め尽くされていた。神戸の試合を今季ほど会場に足を運んだことはなく、実は東京での決勝も始めて生で観る。サッカー、ジェフユナイテッド市原の長谷部、そして今期から同チームの和多田と合流する。ヴェルディ東京の新キャプテン、山田タクが偶然斜め後ろにいて電話を掛けてくる。いつもと違うメンツで、いつにない期待と緊張、否応なしにその気持ちは膨らんでいた。

そして周知の結果、神戸製鋼は同じ相手に負けを喫した。私見もあるし、何かと登場する神戸製鋼のことだから、あまり客観的ではないと指摘があるかも知れないが、僕はラグビーを昔やっていたとはいえども解説者ではないので好きに書かせてもらう。危険な表現になるのも、個人サイトの強みである。

なぜ社会人決勝の時に笛を吹いたレフリーと同じ人間に主審をさせたのだろう?相性がどうだ、という問題よりもこの人は「笛を吹くタイミング」言い方を変えれば「プレーを切る(戻す)判断」が解りにくい。専門的なことを言っているのではなく、試合を観た「それ程ラグビーを知らない人達」からの意見が周りで聞かれた。これではラグビーをこれから観てみようと思う人が少なくなる。

そしてタッチジャッジ(線審)の権限の曖昧さも気になった。この試合での重要なポイント、ラフ・プレー。ラグビーが格闘技だという考え方からすれば、殴り合い、小競り合いは密集になれば特に日常的に行われる。ただそれには理由のあることが多い。単純に、ボールが出ようとするところに邪魔な選手がいる場合は「必要ラフ・プレー」だ。よほどの無鉄砲か気の触れた人でもない限りボールとは関係ない場所で「いきなり殴りつける」人はいない。しかし、殴られて殴り返さない人間も逆におかしい。そこには必ずどこかに「きっかけ」が存在する。

一方のラフ・プレーを見た瞬間だけでその全てを判断する権利はタッチジャッジにはない。コールは主審に委ねられる。スポーツは、件の更迭問題に提起されている喧嘩両成敗がベストではないから、答えは出さなければならない。しかしこの試合は主審の威厳と、反則の本質を見抜く力、立ち位置の問題への疑問符があった。それは僕の中だけではなかったはずだ。スタンドで、負けた悔しさと彼らの満身創痍の姿に泣けなかったのはそのせいかもしれない。男なのでその「武器」は持ち合わせてなかった。勝ったときに女性に借りようと思う。

神戸製鋼の長かった今シーズンは終わった。そしてその夜…それはまた別の話。


志賀History「X」
『X-ray』dエックス線写真 体育大学を受験する際、レントゲン写真が必要で僕は何度もエックス線を浴びることとなった なぜなら右の鎖骨がかなり不鮮明であったからだ 結果、複雑骨折を過去にしているが、若さの身体能力でそのまま固まったとのこと 今では、深爪をしただけでもオオゴトなのに そう考えれば、吉田明、元木由記雄の顔面骨折も彼らがバケモン(ブサイクではない)だと言うことが解る Steelers全員の今シーズンを労いたい

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