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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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寒くなり、冷たい雨が降る。いつものガソリンスタンドで、手がけポリマー仕上げをしてもらったのに、ワックスのCMみたいに雨粒が無数の玉状にはじけてる。

「CEO」なる言葉が世に浸透し始めてきた。代表取締役社長とはまた別の意味を持つ、最高経営責任者[chief executive officer]のことだ。確かに「社長!!しゃちょ〜!」と呼ぶのは、昨今現場の気持ちが解らないおっさんに対してか、呼び込みの時の声掛けくらいに恥ずかしい響きになりつつある。かといって「私はCEOなんだよ、チミ、チミィ〜(君ぃ〜)」と言うよりは、「私が社長だ!」の方が威圧的で使い勝手がよい。日本では、社長という呼称の地位がまだ高いようである。

では、「CD」と聞くと何を思い浮かべるのか?「コンパクトディスク」「キャッシュディスペンサー」「クレジット」……。中には「クリスチャンディオール」と言う人もあろう。ともかく長い言葉を略して言うのは簡単ではあるが、本来の意味を解らずして使ってしまうのは困りもんである。

「セクハラ」という略語は当然「セクシャルハラスメント」のことであるが、僕の知人に「セクシー・はらはら」と真剣に答える奴がいた。考えてみると、それ程遠くない解釈である。しかし、その定義からすれば男性が歓楽街に行ってイタす行為は確かに「セクシー・はらはら」なのであろう。しかし性的屈辱、またはいやがらせには結びつかない。

例えば「デザートは別腹なの〜」と言う人がいる。「食事を終え結構お腹が一杯なので、もう食べられないと思ったけれどデザートは同じ胃でも入るところが別なのよん、食べるのよん♪」を「別腹」で片付ける。メール、特に携帯のそれが氾濫する昨今、これも時代のコミュニケーションなのだろう。短い文章でそつなくまとめ、スピーディにレスポンスすることが仲間ということなのか。

物事を簡略化、それが意志の疎通と言うのならば、僕は偏屈と言われようが明らかに『そちら側』には入らないでいる。「別腹」があちこちで飛び交っている世界は「片腹」痛い。(あっ!略しちゃった……「あちらこちら」です)


志賀History「Q」
『Qoo』d最近では梅田にもあったが、ミナミ(難波)に昔「クラブ(若い人が一杯の方)ナイトカフェQoo」があった 僕は踊りに行くのではなく、食事とそこにいた弟分T.Tと話に行ったものだ 彼と二人、夜のアメリカ村を彷徨い「サラリーマンのおっちゃん、チーマー3人に囲まれボコボコにされる事件」を助け出し、最後にはチーマーを正座させ派出所の前で謝らせた武勇伝?が懐かしい
イニシャルはT.Tとカッコイイが、彼の名は……

「田中太郎」という郵便局の見本みたいな名前である

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