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■ 中毒性日記 2002
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜、ここ2・3日でひどくなった風邪もようやく声が出るようになった。薬をくれた人、こうすればよくなるよと処方を教えてくれた人、どうせ食べてないだろうと差し入れをくれた人、心から感謝すると共に人の有り難さを再認識した。



神戸製鋼ラグビー部を、トレーナーという立場で影から支えていた「村長正朗(むらながまさあき)氏」が亡くなった。僕は面識はないのだけれど、まだ若かったと思う。選手や周りからその人となりを聞いていたし、練習グラウンドや試合場にいつもいる「ラグビー選手以上に大きな体」は印象に残っていた。

「ソンチョウさん」とみんなから親しみを込めて呼ばれ、滋賀県で接骨医院もされていた。数いる神戸製鋼Steelers、そのスタッフの中でもプライベートまで選手のケアもしながら尽力されたと聞く。知らない僕が、何かを出来るとしたらその冥福を遠くから祈り、こうして形に残すことぐらいしか思い付かない。

自分の死を意識しながらそれを感じさせずに、周りに明るく振る舞える人はそうはいないと思う。心から最大限の敬意を表する。どうか安らかにお眠り下さい、ソンチョウさん。そしていつも彼らを見守っていてください。

神戸製鋼Steelersは、20日から始まる日本選手権で結果を残さねばならない。故・村長氏の為にも、もちろん自分達の人生の為にも。今を生きる、それがこの世から去った人々への最も尊い足跡(そくせき)となる。

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