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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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僕の住むジェームス山には中学校がある。27日の木曜、車で家を出ると生徒らしき男の子3名が、何やら金網越しに遠くを見て話してる。もう冬休みだろうからクラブ(夜のそれではない)の帰りなのだろう、テニスのラケットのようなものを肩から下げている。彼らの眼差しは?とその先をガラス越しに追うと、これもまた中学生であろう女の子が3人、楽しそうに歩いてゆく姿が確認できた……。

今は通勤?に車しか使わない僕にはあり得ないことだが、バス停や電車でいつも一緒になる異性や、前述のように学校における淡い恋心は、遙か遠い彼方の記憶に置き忘れた、そんな感じだ。淡い経験はこんな僕にもあった(6/12日記参照)。いつの頃からか、大人になると例えそれが遠くからでも憧れの異性を眺めることは「ストーカー」と称されるようになる。その行為を、その言葉で一括りするのは何だか悲しいことだが、件の金網越しは若者の特権なのだろう。

気が付けば(気が付いてなかったんかいな!)37歳。ストーキングと呼ばれることを恐れて遠くからも眺められない、『想いを発信すべき人』に何も伝えられないでいる、いつしか無意識のうちにそんな大人になっている。いけないことだ。しかし、あの中学生は想いを伝えられたのだろうか。

そこに「勇気」が存在したのなら、僕にもまたその言葉を与えて欲しい。そんな力を胸に、来る年を迎えたいものだ。そして思い切って伝えてみる。

おぉ、きゃめろん。愛しのキャメロン・ディアス…。

僕の幸せは、来年もヤバイ気がする。


諺・志賀語録「む」
『無論、オムロン』dCMにも使われたコピー 応用例「無論、パンシロン」「無論、けつねウロン(上方言葉でキツネうどんの意・カレーうろんは×)」
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