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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日昼、ケーブルテレビで全国社会人ラグビー2回戦を観る。神戸製鋼VSワールドを何故か東京秩父宮でやっている。決してワールドは弱くはないが、神戸は上手かった。最後は「バテた」とコメントする大畑大介が最後のトライを飾ったが、その時に大介くんにも伝えていた『Shiga T-PROJECT(仮題)』の見せ場でもあったな、残念。でもそれが何かは今は言えない…。

店は世間が連休だからなのか、観光客はいても店に来るお客様は少なく、早く閉めてオールナイトの映画でも観ようと考えていた。昼の試合の後、神戸に戻ってきた南條賢太が一人で来る。スタメンでフル出場した彼は寮に帰っても眠れないらしく、重圧の開放感と達成感、あるいは他に思うところがあるのか安堵のため息を付く。お客様から来店の電話があったが、片付けた後でもありお断りする(三木さんすみません)。思い切って2時前に店を出た。

ハーバーランドのモザイクにある映画館で「スパイ・ゲーム」は上映している。ロバート・レッドフォードとブラッド・ピット競演のアクションだ。ブラピは同級生なのでチェックする価値はある。と言っても、学校が一緒だったわけではない、念のため。ちなみに、キアヌ・リーブスも同期だ。ニコラス・デカ(刑事)、ニコラス・ケイジも1964年生まれ(彼は早生まれだが)なので、今度昭和39年会を催したいものだ。旅費がもったいないので、僕の店で…。

ロバート・レッドフォードと言えば僕は「スティング」が好きだ。確かにブラピにも似ているがもっと男前だった。「どんでん返し」とは、あの映画のことを言うのだろう。さて「スパイ・ゲーム」、僕と賢太くんを入れても6〜7人の観客で上映が始まる。まずはCM。「コムサ・ストア」の宣伝になると「あれはコムサ・デ・モードと何か関係あるんですか?」と賢太くんが僕に聞くものだから「そう、衣食住を階層に分けて展開・提案してる商業施設やね」と答える。すると「コム・デ・ギャルソンとは関係あるんですか?」とまた聞くものだから「全然違う。本編始まったらだまっとけよ」と言う僕。彼はその後も、CMに一人で突っ込みを入れていた。

少し複雑な伏線もありながら展開してゆくこの映画、音楽と独特のカメラワーク、「トップガン」のトニー・スコットらしい映像で僕はおもしろかった。南條は「ポルシェかっこええなぁ」とレッドフォードの運転するそれに影響されていた。ゆったり座って観る大画面の映画は、暇だった店を忘れさせてくれた。賢太くんもこの後ゆっくり寝られたんじゃないかな。

家に着く朝。キッチンに缶コーヒーがある。僕はこんなものを買い置きした覚えはないが、映画の余韻に浸りながらのどが渇いていたので「グビッ」と飲む。ん?これは……!あの時ネタにしようと持って帰ったコーヒーではないか!!(12/17志賀語録「ぬ」参照)

どないしよ、起きてブラピになってたら。


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『「ペン」は「けん」よりも強し』d「ショーン・ペン」は「志村けん」よりも強いの意(何が?) 「平井堅」「研ナオコ」でも可
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