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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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近頃のお気に入り、県庁近くの中華にまた行った。一人で4名席に座る。混んできた。店内に入るやいなや注文をするお爺さん。席がないので僕と相席となる。年の頃は80歳は下らない、背の低い食の細そうな印象だ。日記のネタ的には、ここで話しかけるべきだが遠慮する。

ブレーン・永田氏一押しの「揚げワンタン」が来る。旨い。結構量があるので、お爺ちゃんに勧めようかと思ったがその勇気もない。まして揚げ物など、この年齢にはヘビーだろう。程なく2品目「砂ズリの唐揚げ」が来る。「揚げモンばっかりやん!」とセンスの無さを少し後悔するが、これまた旨い。もちろんお爺ちゃんには勧めない。

この店は前述の通り、永田氏ご推薦の店だ。その学校の後輩にあたる津村さんがバイトしていたこともあって、折り紙付きである。会社員らしき人が多いこの店はメニューも豊富で、これからも毎回楽しみである。娘さんとおぼしき若い女性がホールにいる。妙に丁寧なのが少し笑える。明らかにどこからどう見ても横からなのに「後ろから失礼いたします」と何度も言いながらサービスする。

そうこうすると、お爺ちゃんの目の前には注文の品がやって来た。想像していたものとは明らかに違っていた。「えぇ〜っ!どれだけ食うねん!!」と僕が驚くほどのボリュームである。左手に熱燗を握りしめながら黙々と食べている。周りからは、祖父と孫の豪華な晩餐に映ったかも知れないが、そのほとんどはお爺ちゃんの口に消えていく。こんな元気な爺ちゃんを見ることが出来てよかったと、僕はニタニタしながらそこを後にする。また来よう、この店はいい感じだ。


諺・志賀語録「せ・その2」
『蝉腹は変えられない』d「背に腹は代えられない」のゴロ的におもろかったので採用したが、意味が解らん
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