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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜、直前に手に入ったチケットで「神戸ウイングスタジアム」に行く。サッカー、ヴィッセル神戸と、J1残留を掛けた横浜Fマリノスとの試合。ワールドカップに向けて、日本ではいくつものスタジアムが出来ている。満を持して、神戸の競技場はこけら落としとなった。僕は、Steelers大畑大介が表紙を飾るGainerを小脇に抱えながら、巨大な翼に対峙した。

「こけら落とし」が「子供だまし」なってはいけない。彼らはサッカーに詳しくない僕でも解る、それ相応の素晴らしいプレーを披露していた。3万以上の観客の一人である僕は、「子供だまし」の「子供」くらいに楽しめた。何も知らないから「それはサッカーを解ってない」と言われるかも知れないが、カズくんや岡野くんは「凄いな」と思った。

メジャーであることが凄いとは思わない。この試合に関して言えば、彼らはノビノビとプレーしていたように思う。『多くの人が観ている前で光る』人なんだ、そんな感じがした。たくさんの観客の前での過去の経験が、顕著に現れた様に見えた。観られていることを意識できて、そこでは舞い上がらず、実は観客が少ないところではあまり見えない、そんな姿を…。

僕は、店でお客様が一杯になって溢れている状況を好まない。むしろ、機嫌が悪くなったりする。でも「こけら落とし」のこの日、少し気付いた。人が見ていてくれることは素晴らしい。そう思わせてくれた彼らに感謝する。京都に帰る今日、いつもと違う気持ちで母と接することが出来そうな気がする。


諺・志賀語録「き」
『京女と東幹久』:………せっかくええ日記書いたのに、あほやね
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