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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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暇な店、本来の姿が訪れる。ブサイク一号(9/19日記参照)弓場くんが来ていた。「いつ来てもこの店は変わりませんねぇ」と彼は言う。ん?暇だということか。それは深読みである。

2人で話す。彼の会社では、最近新しい指針が生まれたそうだ。「部下に『背中で教える』のは悪である」と。僕は常々、とやかく言うよりも背中で実践してきたつもりだ(9/01日記参照)。しかし、最近の会社では、と言うか最近の若い人達には『背中』では伝わらず、手取り足取り教えなければならないようである。確かに情報が溢れていて、経験したことがないのにヴァーチャルな世界で、知ったかのように語る若者もいる。「サラリーマンにはなりたくないんだよね」と言いながら、今やっていることを堂々と言えない人達も多い。やはり僕は、背中で出す電波を感じてもらいたい。

電波と言えば「ヴィッセル神戸の岡野さん、オーラありましたか?」と彼に聞かれた。オーラについて書いてみたい。

オーラには、2種類あると思う。自ら発している人、自然と出てる人。自分から発している人は、有名人に多い。モデルも芸能人も、ステージや画面を通せばオーラ、独特の雰囲気を醸し出している。しかし、プライベートでそれを自ら出している人はどうかと思う。いかにも、カウンターの端で、目立つ格好をして斜に構えてる。それは、意識的で何だかおかしい。

前述の答えだが、確かに岡野くんはいい個性を発していると思う。それも自然に感じるもの。店にいても、他のお客様が気付かない程の、微弱な電波だ。金持ちと呼ばれる人にも2通りあるはずだ。「横柄な金持ち」と「謙虚な金持ち」……もちろん後者が好きだ。今までに店に来た有名人と言われる方々はたくさんいたが、幸いにもその『謙虚なオーラ』しか感じなかった。

それはおそらくその方を連れてきたこの店のお客様が、自分のフィルターを通して選んでくれたお客様だったからだろう。類は友を呼ぶのだ。


志賀変語34
『ルイはトモを呼ぶ』:偶然店で、友達を見つけたルイちゃんは友人のトモちゃんを手招きで呼んでいるの意
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