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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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昨日朝まで飲んだ後、やはりほとんど寝られずに、年に一度のプロレス観戦に行く。眠気がやって来ては消え、またやって来ては消えていく。あのざわめきの中、もちろん眠ることは出来るはずもなく、どうせなら僕はスピーディな展開と、それに呼応する観客の声援が大きくなることを祈っていた。スポーツ観戦で眠るなんて、体を張っている彼らに失礼である。

その後、総勢7人は深江まで食事に行く。その移動中、携帯が鳴る。大阪の松山くんからだ。彼は、昨日のジェフ長谷部の大学の後輩で、いつ以来か思い出せないくらい久しぶりの電話だった。昨日長谷部と、朝まで一緒だったことは知らずにである。その偶然に必然を感じながら、食べるものもほとんど口にせず、40分ほどで食事の場を後にする。一緒に行った面々に後ろ髪引かれる思いを感じながら、僕は店を開けることにした。

彼らを前に、いつにも増して語る僕は、黙ると眠りそうな気がしてまくしたてる。聞いてくれているからよかったものの、初対面の人はさぞかし驚いていたことであろう。日付も変わり片付けも程々に僕は昨日に続き、死んだようにソファに身を預け横たわる。いつから僕は、徹夜が出来ない身体になったのだろう。年齢を感じながらも、鬱積している情緒の解放・浄化が「カタルシス」と言うのならば、今の僕は見事に「ここに、語る死す」である。


志賀変語25
『舌好調』:毒舌・饒舌織り交ぜながら絶好調にしゃべりまくる僕であった
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