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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜、昼から元町旧居留地の大丸・GUCCI前に車を止めて、ヴィッセル神戸のカズくんも行くという待ち合わせのカフェへ。30分ほど遅れて相手に「遅刻ですよぉ〜」と叱られる。しばし色々話す。少し寒くなり始めた季節に、ブティックが連なるこの街の、恋人達が語らうカフェを選んだ僕はやはりプレイボーイ(10/12日記参照)。ふふふ、である。愛車の助手席を「ほとんど人を乗せたことがないんだ」なんて言いながらエスコートし、一路芦屋までドライブを。前から行こうと思っていた店、イタリアンを食す。また話し込む。あぁ、至福のエピキュリアンナイト(文末志賀変語19参照)であった。これが男でなかったら、である。

さて、その満足の夜の帰り、遅くまでやっているスーパーで買い物をする。店頭・安売りに「カール」(カールおじさんとカエルのキャラのスナック菓子)が置いてある。滅多に買わないスナック菓子も、懐かしさで思わず、買ってしまった。コンソメと言うよりは昆布味の「うすあじ」、形はまじまじと見るとかなり変だ。カブトムシの幼虫のようで…。

家に着く。件のカールを食べながら、テレビで先日行けなかった「PRIDE16」を観る。この人達は、何のためにこんな殴り合いをやっているんだろう。あぁ、プライドのためか。凄い人達である。小さい頃に食べたままの味がする。歯にくっついてくるところまで一緒だ。子供の頃は、一度に食べては行けない物だと思っていたが、今は誰に咎められることもなくたいらげることが出来る。これが僕のエピキュリアンならそれはとても寂しいが。

空になったパッケージを何気なく見る。『キャラカールを見つけて、おらが村「名誉村民」になろう!!』と。なになに…『「カールおじさん」と「ケロ太(そうなんや…)」がカールになりました。さぁ、みんなでキャラクター型のカールを見つけよう。もしこの袋の中に入っていたら、パソコンでカールのホームページへ、今すぐアクセスしてみよう!!もれなくホームページ上で「名誉村民」として登録されます』とある。

知らんと、全部食べてしもたっちゅーねん!

そしてまた、HPのドメインの後に最後の一文が。

『名誉村民の登録には証拠写真が必要です』

めんどくさいわ、ボケー!!

子供向けのお菓子に、何を躍起になっているのか。
もう朝が来る。エピキュリアンにも睡眠は必要だ。


志賀変語19
『エピキュリアン』:悦楽主義者のこと 古代ギリシャ・エピクロスの「人生は快楽を持って至善と成す」という、何とも勝手で魅力的な男の提唱からそう言われた これには時間と金を要すことから、後に短期的な(数時間、数日など)の贅や快楽にも使われるようになった言葉である
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