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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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今、残り物のミックスネクター(10/6日記参照)を飲んでいる。少年時代の懐かしい想い出が蘇って来る。ここで、訂正がある。10/8の日記の文末に「関西では売っていない」と書いた。神戸では、イカリスーパー・ピーコックにて目撃情報があり、パッパガッロ(東灘区のお菓子屋さん)の拓ちゃんが教えてくれた。元々、ネクターを探すきっかけは彼だったのだが、さすがに彼は知っていた。さて本日その彼からのプレゼント、そのCDとは…。

「プレイボーイ」あぁこの懐かしくも淫靡な響き。死語と表現するにはあまりにも捨てがたい、物心着いた頃には憧れを抱かせた「プレイボーイ」…。そのCDのタイトルにはこうある。『前田憲男とプレイボーイズ プレイボーイ講座12章』

1969年、まだ僕が5歳の頃(当然知らない)レコードで世に出たこのアルバム。僕は、元気がなかった日にお客様と、営業中外に出た(10/4の日記参照)のだが、その途中の車の中で聞かされた。「志賀さん、絶対これ聞いたら元気なるわ!」拓ちゃんが言ったとおり、僕はその語り口と、一流ジャズプレーヤーの奏でるラウンジ・ジャズ(少し古くさいが、懐かしさが新しい)に、思わず笑みがこぼれた。なんとナレーションは、三遊亭円楽。アルバムを飾るのは、当時のアイドル松岡きつこ(きっこと言っていた、谷隼人の嫁)である。美しい。すべてがプレイボーイと相まって、僕は彼らにいくつかの自分のエピソードをスラスラと話してしまっていた。少しおしゃべりが過ぎたようである…。

このアルバムは(あえてアルバムと言う)僕との運命的な出会いを感じる。早とちりしてはいけない。それは、僕がプレイボーイというわけではない。音楽も店に合う。語りはさすがに店では驚きの対象になろう。しかし、僕の中での憧憬と、異国の映画に見た男達の振る舞いに対する羨望が、この中には溢れている。何よりも僕が、その鮮烈な出会いに驚愕したのは、僕の一番好きな数字の組み合わせと同じ、このアルバム「42」分で収録されていることであった。また少し、おしゃべりが過ぎたようである…。

僕は今、そいつを聞きながら日記を書いている。おそらく後数十分で、MDに落とし込み、車でも聞いているはずだ。店でこのCDを延々流しながら『魅惑のプレイボーイナイト〜誰が真のプレイボーイか〜』をいつか開催しよう。お互いの経験を語り合い、そして競い合う。男と男の、あぁ目眩くワンダフル・プレイボーイナイト。しかし、その日選ばれる彼はもう既に決まっているかも知れない。

なぜなら彼はその日、酒を作っているに違いないからだ……。


志賀変語17
『プレイガール』:当時のドラマにあった、沢たまきがリーダーのちょっとHなアクション物 ホットパンツ全盛期 今それが若い人のブームになっているのは、これまた面白い巡り合わせである
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