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知人のお子様がサッカーフリークのため、ボールにサインを頼まれた。当然僕がするわけではなく、カズくんや和多田、松尾、布部……などに初めてもらいに、西区のいぶきの森グラウンドまで行った。こんなにサインをもらったのも初めてで、これをもらう小学生の相馬くんは、さぞかし喜んでくれることだろう。
そういえば前に、元ヴィッセル神戸の永島(5/17日記参照)が引退した2日後、一人で来た彼に初めてサインをもらった。お客様・牧浦さんからもらった、引退記念ピンバッジに。僕はいやらしいことに「これをオークションに出したら、儲かるかも…」なんて少し、ほんのちょっぴり(死語)考えていた。永島は機嫌良く「こんなんお前が頼むの初めてやな」とペンを走らせた。
そして、彼は書いてくれた……。
「志賀、ファイト!」
オークションに出せへんがな!!まぁ、出すつもりは毛頭ないが、その心配りは嬉しかった。
よく「気心知れた仲」なんて言うけど、そんな関係って簡単にはなれないものだ。気配りは誰でもしなければならない、最低限のマナーである。それにプラス、心配りを兼ね備えて、初めて「気心」が知れてゆく。それが欠ければ「心配」のタネが増えるのだ。
『気心』…そんな関係を数人と作れれば、万人に気に入られなくてもいい。僕はそうやって生きている。
志賀変語4
『神経衰弱』:気を遣うってことは、神経をすり減らすことに通ずる、つまりは神経系の機能が低下する意味 しかし、トランプに見られるこのゲームの呼び名は理解に苦しむ 「神経をいつもシャキッとしているために、衰弱しないために」やる遊びなのか なら、このネーミングではなく「神経ノンノン衰弱」が正しい ムーミンのスノークみたいに言ってみよう!
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