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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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一人暮らしゆえに、冷蔵庫の中身はシンプルだ。飲み物がほとんどである。紙パックの飲み物は、そのまま口を付けて飲んでしまうのだが、たまに100%ジュースだと思って口にしたら、牛乳だったりするとビックリする。それならまだましだ。世の中には、そう思いこんで言葉にしたり口にしたりすると、恥ずかしい思いをすることがある。

ビリヤードのゲームで、クッションから手玉を当てて、的玉を入れる遊びがある。何人かでやるのだが、当たらなかったり、スクラッチ(手玉が穴に落ちること)したりすると一人ずつ抜けていく。最後に2人が残ると、40代後半のおじさんが「2人で、デスマッチやな」と言った。それを言うなら「サドンデス」だ。殺し合いは危険である。これは、さすがに突っ込んだ。仲間内ですぐに気が付けば笑い話にできるのだが、お客様の場合は、こちらも「それは違うでしょう」という突っ込みができない…。

京都では有名?な話なのだが、新京極というおみやげ物屋が並ぶ繁華街がある。そこには、修学旅行生が一杯だ。「おたべ」という生八つ橋のお菓子があるが、ガラス越しに実演販売をする店の実話。東北訛りの中学生が「すいません、それください」と言った。店員のおばさんは「『おたべ』ですか?」と丁寧に聞き返す。その学生は「いえ、お持ち帰りです」……。この話は以前に書いた、インド料理を食べに行った際の事件に似ている。(7/13日記参照)

僕の店で、50歳代の男性2人が話している。お一人は、どうもカラオケがお好きなようで「唄いに行こうか!」とお連れさんを誘ってる。このカラオケ好きな方は「NHK『ちゅらさん』でKiroroの唄ってるテーマソングを覚えようとして、画面に向かって一緒に唄ってるんだけど、全然覚えられない。その前の『オードリー』の時の“アサクラ舞”の唄も無理やった…」歌を覚える以前に歌手名を間違えてる。僕の記憶では、麻倉舞はAV女優だ。しかし、突っ込めない。

地獄耳で有名な僕ではあるが、そこはそこ。会話の妨げになるのならば、気持ちよくそのまま聞き流す。それも、僕の仕事なのである。


志賀死語94
『知る人ぞ知る隠れ家』:このように表現していただいて非常に光栄なのだが、以前に書いた「神のみぞ知る店」と言った人にはビックリした それはそれですごいことだから、やはりこれも突っ込めなかったが
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