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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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暑かった神戸を8月26日に出て、神戸製鋼ラグビー部は北海道・網走で合宿を行っていた。昨日、キャプテン増保から携帯にメッセージが。「合宿で僕はもうヘロヘロです。でもなんとか頑張ってます…」

画面を通して観るだけの人々にとって、オーバーサーティーの彼を「スポーツ選手としてピークを過ぎている」と言う人もいるかもしれない。しかし彼の絶大なるキャプテンシーと、ラグビーに取り組む姿勢は尊敬に値する。僕も含めて言えることだが、若いときはスピードやスキル・テクニックを持って、勢いで何とかなったものが、この歳になるとそれだけには頼れずに、補う何かを見つけることとなる。そしてチームメイトは知っている。依存心とは違った意味で、選手にとってその人がいるのといないのとでは訳が違うことを。

同級、永島(5/17日記参照)のヴィッセル神戸現役時代にも、似たような空気がチームに流れていたように思う。しかしそこには一流選手に見られる、独特のアイデンティティーが醸し出す「そのステージに立つ者だけに与えられる、背負わなければならない宿命」が存在するもので、辛いことも当然立ちはだかっていた。増保もまた選ばれし宿命の中で生きている。現役選手だけにあまり私見は書きたくないから、ここはいつもながらの傍らから見ているスタンスは変えないが、彼個人をいつも応援している。神戸製鋼ブランドを着飾らない、人間増保もこれまた魅力的であるので。

知らぬ間に僕は、この歳になった。今年も3分の2を過ぎてしまい「あっという間」、そう感じるのは、年を取ったことを意味するらしい。これからは、若い頃に持っていた「勢い」とは違う、放った言葉を裏付ける行動を「背中で見せて」日々邁進したい。それが今の僕に出来ることだと、増保を見ていて再確認した。


志賀死語89
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