www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
8/28「タンキベリマ」 バックナンバー >>>
朝日新聞の若手記者がまた神戸から転勤で出る。これで、僕の店の小さな歴史の中で何人目だろう。記者も、会社勤めの人もスポーツ選手も、神戸を離れる前に店に来てくれたことはとても嬉しく感じる。そしてまたいつかこの店が、彼ら彼女らが来た時に変わってないように続けたい。いつもながら思う。それぞれみんなの頭の片隅に、記憶として残っていて欲しいと願う。

この日は、月曜にも関わらずバタバタした。ただそこはそこで、どの席にも僕のことを知ってくれている人がいるから楽である。お代わりのタイミング、僕が忙しそうならちゃんと計ってくれる。そんな中でも、マイペースで飲んでいて、からんでくる人がいるのは仕方ない…。

店のお客様で僕の弟のようなラグビー選手の彼女が、初めて彼以外と店に来た。女性3名である。2人は初対面ではないから、これも僕の範疇で「うるさい!」とか「今は待ってくれ!」とか言ってしまう。それでも彼女たちは笑ってるから、有り難いものだ。これが僕のスタンスである。バタバタと忙しくしている僕はそれでも彼女達に、思わず突っ込みたくなることがたくさんあったので、更に自分を忙しくしていることは解っていた。逆に突っ込まれたのは、僕の動きがやっぱり宝塚の男役みたいなことであったが。(8/26日記参照)

いつも日記の最後には「志賀死語コーナー?」を設けている。これは自分で考えることに限界もあるから、お客様との会話から引用させてもらうことも多々ある。3人の彼女達に突っ込んだのは、まさしく「死語の宝庫」だったからだ。「やる気マンマン」(文末志賀死語参照)なんて言う。元々、その中のきよちゃんは「歩く死語」のようなもので、過去の作品に「へそ出しルック(8/13日記死語参照・そこではラグビー選手が言ったことになっているが、後で分かったのだ)」という素晴らしいものがある。そして何かのタイミングで出た言葉…
「サンキュー・ベルマッチ」

英語発音なら「センキュー・ベリーマッチ」なんだろうけど、まだ欧米人が日本では非常に珍しい頃、当時の日本人はそのイントネーションを「タンキベリマ」と聞こえたという。英語の話せる人が増えた昨今、言わない言葉だろうけど「サンキュー・ベルマッチ」も今時言わないよねぇ。そう言えば僕のジョークがアメリカ人に受けたのは、そこはひねって「サンキュー・ベルマッチョ」と言いながら、ボディビルダーポーズをした時だった。「それは寒いぞ!」ここでの突っ込みはご容赦願いたい。


志賀死語86
『やる気マンマン』:やる気満々って最近使わないぞ じゃ、何て言うのか ガンバルンバとは言わないまでも「超やる気」はおかしいし「やってるやってるー!」はジミー大西だし… やる気満々々々々々…………めっちゃ、やる気感じるけど、言葉としてはCDの音飛びの繰り返しみたいでおかしいな
Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga