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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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8/26「愛 それは気高く…ベルばら観劇記」 バックナンバー >>>
土曜日、宝塚歌劇を観に行った。星組公演「ベルサイユのばら2001〜オスカルとアンドレ編」だ。赤ん坊の頃に、宝塚ファミリーランドに行った際観たはずの記憶はほとんどないので省くとして、大人になってからは3回目の観劇だ。しかも、去年の夏が初めてであるからして、頻度はなかなかである。勘違いされては困るのだが、僕は所謂「ヅカファン」ではない。店のお客様でもあり、知人でもある何名かがそこに出演している。「ヅカ」というブランドより、その個人の姿を応援しているのだ。

「♪愛〜それは甘く〜、愛〜それは強く〜、愛〜それは貴く〜、愛〜それは気高く〜、愛〜あ〜い〜、ア〜イ〜♪」と、後に「おさ〜るさ〜んだよ〜♪」と続かんばかりの愛アイ連呼。隣のおばさんは、オペラグラスでウットリしながら見入ってる。結構前の席なのに、である。トップスターやそれに近い人が出てくると「ヨッ!大統領!!(文末志賀死語参照)」とは言わないまでも、割れんばかりの拍手と手拍子で迎える。渾然一体となった連帯感が劇場を包む。僕とその横にいるパートナーは浮いていた。

僕は決して唄が上手いわけでもないし、当然踊りも出来ないが何か滑稽な中にある、目に映る情景は不思議と親近感が湧く。それはある日、歌劇団の面々が店に来ていたときに理解できた。僕の忙しいときの動きや、言動が『男役』のそれと酷似しているというのだ。酒の出し方と話の終わり方、そして「というと、何かい? 君は自分のことが好きじゃないのか??」とか「所謂、そいつは臆病なだけじゃないか!」とか「オスカル〜(これは言わんな)」とかとか……。でもわしゃ、男役やなくて男やぞ!!



劇場ではフィナーレの唄が鳴り響く。「スミレの花、咲く頃」はないけれど、ラインダンスは健在だ。隣に座るパートナーは、微笑んでいる。そして幕が下り、劇場を後にするとき僕の連れ合いは人混みに紛れて、暫時離れてしまった。「迷っちゃったねぇ」そう言うパートナーを探し出してホッとする。

しかしこんな所に野郎同士で行ってる場合ではないぞ。その名は卯目俊太郎(5/30日記参照)一見中性的な彼を横にすると、確かにどちらかというと僕は男役かも知れないが…。


志賀死語85
『大統領!』:何でもこれをつければ、景気づけの誉め言葉になっていた 「にくいよ、焼けるねーこのぉー!大統領!!」なんて結婚式の新郎を茶化す人もあったのだろう そういえば、浅草に売ってる酒『電気ブラン』は出来た当時「電気」をつければ何でも、モダンな雰囲気を醸し出すと言われていたらしい 「電気あんま」はちょっと違うが…
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