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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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しかし昨日はヒヤヒヤした。あの睡眠誘導剤のおかげで?今日の目覚めも良かったように思える。(8/10日記参照)

髪を切った。そこで読んだ雑誌に「トゥールビヨン」という言葉が出てきた。文脈からそれは、複雑な生産工程の技術を要する時計のことのようだ。マーク・ニューソンのデザインするアイクポッドの腕時計が360万円と書いてある(僕のお気に入りは彼のデザインの懐中電灯。苦楽園に住む池岡さんからの誕生日プレゼントだった。選ぶ人のセンスを感じる)。「こんな値段の物、買う人おるんやろなー」あまり時計に執着のない僕は、ただ眺める。次のページをめくる。「トゥールビヨン」を備えた最高級モデルが並ぶ。「何や、これ!?」

4400万円也。移動式腕マンションくらいの価格!この数字の根拠が気になる。ご存知の方があったら教えていただきたいものだ。(もしかしたら写真では腕時計の大きさだが、実物は3mくらいあるオブジェなのかも……ちなみに「トゥールビヨン」とは「とれびあ〜ん」のフランス語発音か?違うわな)

金曜の驚きはこれだけでは終わらない。昨日の日記でクワガタゼリーの製造販売元「(株)ザ・オオクワ」の所在地がパッケージに載っていないことは書いたが、夕方それが偶然に分かった。そこは、灘のホームセンターから出てすぐの、初めて通った細い路地を上がったところにあった。通り過ぎて「まさか…?」と思い、戻るとそこに…。神戸に住んで9年、昨日クワガタゼリーの存在を知りその翌日、偶然に見つける。クワガタとの変な縁を感じてしまう。

店内ガラスケースには、プラカップにそれぞれ入った世界中のクワガタが標本のように陳列して売っている。ゼリーは当然、クヌギ腐葉土も積み上げられてある。しかしあまりにマニアックな人達がいる店内をガラス越しに見た僕は、小さい頃自分の足で自転車をこぎ、山に採りに行ったクワガタたちを懐古しながら、その不自然な光景にそこに入る気にはなれず、かくも毎日自然に流れてゆく「街」という現実に舞い戻ることにした。『ベタ』が僕の家のバルコニーから「森」へ帰ったように…。


志賀死語71
『シャブシャブニポンズ〜』:ポンキッキーズで、子供が言っていた似非フランス語 ナガズボ〜ン、ハンズボ〜ン(長ズボン、半ズボン) アザブジュバ〜ン(麻布十番)も有り
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