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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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8/7「室伏とアレクサンダー大塚と、あしたのジョー」 バックナンバー >>>
寝不足は、かなり後がきついのは解っているんだけれど、世界陸上を観た。いつものようにあれこれやってると朝になり、気が付けば「室伏のハンマー投げ」が間もなく始まる時間だ。カナダからの中継で、進行役の矢田亜希子(こんな字?)が結構カワイイことも手伝って、1回目の投擲までは見てみよう、とベッドに横たわって観入る。

各国代表12人で行われたこの競技は、3回の投擲後8人に絞られ、更に2回投げた結果、全ての投擲の最長が競われる。1回目。あまり皆振るわず、12番目ラストの投げで室伏は3位に着ける。この種のパワー系競技に関しては、メダルを期待出来なかったのが、ここにきて今期世界最高記録を出している彼に期待が掛かる。2回目まで観ることにする。なんと、その時点でトップに立つ。これは眠れない。そして彼はトップのまま8人の決勝へ。しかし5投目で彼の前、ポーランドの大男が逆転する。またも眠れない。

最後の6投目に入る前に、TBSは「はなまるマーケット」(朝8時〜、やっくんの司会)が始まるが、当然ここは番組のタイトルを流してから続きを見せる。最後は周知の通りだが、素人目にはなんとも惜しいものであった。なぜなら、2投目以降80メートル超をファール無しで全て出しているのは彼だけで、金メダルの大男の爆発的な一投に持って行かれる形となったからだ。でも、そういう競技なんだね。とにかく目の前で逆転されても、自分のペースで記録を出していく、室伏には感服した。

日本人・島国気質的に言うと、他に比べて小さくても「器用さ・スピード」でカバーしながら、世界の大男達を驚愕させる、なんてことは確かに気持ちいい。室伏然り、イチロー然り。オーストラリアに行っているSteelers大畑大介(4/24日記参照)もそうだ。この日の夕方、サッカー名古屋グランパスの海本から電話が入る。「昨日、福井の海行ってたんやけど『アレクサンダー大塚』おったで!」プロスポーツ選手にも人気のあるプロレスラー(大塚崇くん・徳島出身)で「PRIDE」に参戦していても小さい。顔をボコボコに殴られても、決してギブアップしない彼の姿勢は感動に値する。(アレクくん元気かな?)

ハンマー投げの興奮、その余韻に浸りながらチャンネルを変えるとBSで「マリナーズイチローの試合」をやっている。しばし観る。その隣のBS11では「あしたのジョー」。丹下段平の『打つべし!打つべし!』が「見るべし!」に聞こえて、身体は小さいけれどそれぞれの勇姿に、また眠れなくなった。


志賀死語67
『ワールドワイド』:大畑大介が海外に挑戦していることは以前にも書いたが、彼の高校の先輩でもあるグランパスエイト海本が「すごいなぁ、僕はワールド・ワイルドにはなれへんわぁー」と言っていた 彼らは、「世界的な荒くれ者」ではない
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