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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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銀行に行って、SATY行って、レモン・ライムを買いに行って、印刷屋さんにハガキを取りに行って、病院行って、なんやかんやで夕食にありつけず店に着く……そして2日の午前4時半、帰り道のファミレスにいる。「タバコはお吸いになりますよね」と最初から決めつける、マニュアル(これも困ったものだが)を逸脱した言葉に「吸いません」と言うと、なぜかムッとされる。かと言って「あー、よかった。最近タバコを吸う人少なくなりましたものねぇ。お客様男性だから、てっきり吸うかと思っちゃった。私ってバカね。うふっ♪」と言われるよりは、ましである。

そもそもファミリーレストランたる所以の「家族」なんて見あたらないこの時間にいる人種は雑多だ。思いっきり寝ている人、ヤンキー達、そしてパソコンを打ちながらこの早朝から山盛りのサラダと肉を食べているやつ(つまり僕)…。そこには、店員のホスピタリティなんて当然存在しないし、居心地の良さとは対極の通信販売的な「安いし、まぁいいか」ノリの妙な空気がこの狭い椅子や空間に漂っている。

いつからかコンビニやファミレスは24時間営業が当たり前となり、僕にもこんな緊急時、確かにコンビニエンスとなっていることは否めない。主に若者に流行る理由の1つは、店の人間が干渉してこないことであろう。書籍コーナーに『立ち読み禁止』と書いてあって、一休とんち問答じゃないけれどヤンキー達は「座り読み」をしても、パッケージを破ってもコンビニの若いバイトは注意すらしない。最近はヤバイ事件が多いのでよけいに干渉しなくなっているようだ。

しかし少なくとも僕は、そこに働く店員の態度によって二度と行く気がしないし、少し離れていても先のコンビニまで行ってしまう。これは、どんな業態の店でも同じことだ。(無口で頑固で『料理で会話する』くらいに木訥な職人が、久しぶりに行くと急に愛想が良くなっているのも、違う意味で困ったものであるが)そういう意味ではファミレスも前述のような話しぶりをされると僕だって「干渉しないで」と言いたくなるだろう。ましてやコンビニで『ペプシ猿の惑星ボトルキャップ』(7/29日記参照)を手にする僕に店員が「あんたもしつこいねぇー」なんて言ってきたら……。

やっぱりコンビニやファミレスの存在価値をとやかく言う筋合いではない。


志賀死語63
『喜んでー!!』:どこかの居酒屋チェーンでは注文を通すと大きな声でこう言う コンビニでこれをやったら、それはそれで通ってしまうかも知れない…
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