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7月に入った。今は月曜夜中で、通信販売番組をやっている時間だ。しかし「ジャパネット・たかた」のこのおっさんは何故こんなしゃべり方なのだろう。これも個性か。日曜から一歩も外出せずに仕事やホームページの更新をしている。近頃あまり熟睡できずに、土曜の店が終わってからも眠れない。結局寝たのも日曜の午後2時から4時半まで、なんとも受験生のような生活ではある。しかし自虐的マゾヒストの僕だから、結構こういう時期は実は充実しているものだ。特にホームページのお陰で、思いもしなかった皆様の反応が聞かれる度に、僕に力を与えてくれている。書かねば、というよりいつも書きたくて仕方がない。だが、めげることもたまにはある。今がそんな感じだ…。
皆さんはご経験ないだろうか。PCで長い文章を編集中、締めに掛かる頃に動かなくなって、仕方なく再起動したら当然のごとく全文消えている。先日僕は、今までになく長文の日記を書いていたときにもそんなことがあった。MACのフリーズは突然やってくるし、やはり文章は、一度書いてみるべきだ。字も忘れたり下手になったりしてしまうから、その大切さが解る。でも携帯電話となると勝手が違ってくる。メール全盛の昨今、僕にもその必要性は多少あるわけで今となっては、無いと結構困るはずだ。
先程着いたのが件の迷惑メールだったので削除しようとしたら、間違って今までのメール受信履歴200件が全部消えてしまっていた。PCバックアップは電話帳データだけしかしていない。あー、えらいこっちゃ！あの子のも、あの娘のも、あのハニーのも（女ばっかしかい！）……。考えようによっては、何故か一般に家庭によくある『スーパーのビニール袋・ブランドの紙袋・昔つき合った人の写真・引っ越しの度に持ってくる古ぼけた家具』を処分するようなものか。しかし、物質的に存在するそれらが無くなることはまたスペースが出来て、すっきりする。PCで言えば、重たくなくなって処理スピードが増すことに繋がる。メリットと捉えよう。ん？携帯の場合のメリットは…「スピードアップ？」「料金が安くなる？」「電波が入りやすい？」……それはない。やはり、惜しい。
身体にも、身の回りにもそぎ落とした方がいいものがいっぱいあるはずだ。それが無くなることが、どこか不安で、保険みたいなそれらは、きっかけがないと捨てることなんて出来ない。脂肪は身を守ってくれるし、形のある想い出はタンスの奥にでもどこかに存在する。でも、ありすぎると困ることもあるし、記憶に留めておけばずっと近くにいるわけだから、思い切って捨ててみるのもいい。そうやって自分のしたことを都合のいいように捉え、前を向こうとする僕。個性豊かに生きていく手段の1つだと思っている。さぁ、新しい気分で夏を迎えよう！
志賀死語40
『トホホ』：でもやっぱり、「とほほ」である…。
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