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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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その日の襲撃は深夜1時頃始まった。

ここで、僕の店を知らない人がもし、もしもこのホームページを見たのなら(検索エンジンに載せてないので基本的にないはずではあるが)改めてこの店の話をしよう。40〜50も日記を書いている僕は、はっきり言って「また同じこと言ってる」と重複することは許していただこう…。

僕の店は震災の年、8月ここ神戸三宮で産声を上げた。今から8年ほど前、僕は神戸にやってきたのだが(何故来たかは、またどこかで書くとしよう)震災にあったものだから、いつか実家のある京都で、知人のたくさんいる京都でホテル時代の経験を生かして、やろうと思っていたことが出来なくなった。こう言うと語弊があるが、僕は震災がなければ三宮で店はやらなかった。被災して間もなく京都に帰ることは当時、時間を掛けて歩いたり、車で遠回りすれば出来たはずだ。京都に帰ればおそらくみんなに聞かれるだろうし「大変やったね」と慰められるだろう。でもそこで「震災ってこんなに凄かったんだ」なんて、語り部になるよりも「逃げるのではなく、神戸で語ることなく黙々と働きたかった」。僕よりひどい被害を受けた人は一杯いる。僕はこうして五体満足生きている。いつしか、神戸が大好きになっていたんだ。

もちろん、店をオープンするときは反対もあった。何せ、大地震の8月。まだこの辺りはひどいものだったし、会員制なんて無理だと言われた。立ち飲みバーがとにかく流行っていたし、その方が地震後の神戸の人々に貢献している、と言われた。でも、こだわりは欲しかった。僕の家のような店を造りたかった。しんどいときはしんどい、と。機嫌が悪いときはご機嫌斜め(文末志賀死語39参照)と。自分の家だから、土足で踏みいる人は歓迎しない。考えてみて欲しい。もしあなたの家のチャイムが鳴ったときに、見ず知らずの人が立っていて「入れてください」なんて言われたら簡単にはウェルカム、というわけにはいかないはずだ。

結果オーライ(これも死語っぽい…)だけど、僕はラグビーをかじってたからこそ今がある。ワールドには先輩も後輩もいたし、神戸製鋼にも僕の大学の同期の後輩がいたりする(熱いハートの直進隊長、中道)。たまたま、僕が先にラグビーをやっていただけで先輩扱いしてくれる奴(今日からパシフィックリム合宿に行く、おかっぱ頭、苑田)、「女の過去なんて関係ない。自分の目の前の相手が輝いてくれればいい」とおおよそ似合わないロマンチスト男(南條賢太、君はよく登場するなー)、人の目を見て話せる神鋼若手選手達(クワハラくん・カミモトくん・ミチマエくん、ごめん字がわからん)、そしてそのブレーンで、神戸のあの震災の時に気を吐いた『神戸新聞』の面々(高木くん・中川くん、そして新人のみんな)、僕はこんな人に支えられている…。

神戸「製鋼・新聞」彼らの来襲が金曜の夜を締めた。では、タイトルの「ブサイク」とは誰か?実はもしかすると神戸製鋼Steelersの中で、一番僕のHPをチェックしている奴はこいつかもしれない。何軒か目で僕の店に来た、カンマー(飲みに行って、完全マークで同じ女の子の横にずっといることらしい)野郎だ。そう、彼は自分の居場所(6/22日記参照)を知っている。自分の意見を、自分の言葉で話すことが出来る。彼の名は…。

Steelers・CTB、吉田明。ええ奴やね、君は。だって、カンマーのはずが急に店出ていって、道ばたで吐いてるんやから。君も、タケ(6/28日記参照)と同じく、憎めない「ブサイク」だ!


志賀死語39
『ご機嫌斜め』:ex.「ジェニーはご機嫌斜め」知らんやろなー 知らないことを、知らんと言える勇気持っとかなね  だから、中道よ 俺が教えたウィスキーの知識、そのまま後輩に言うのはやめろ 知識武装は、知恵じゃない(5/31日記参照) しかし、参照多いな。参照は小粒でピリリと辛い?みんな、早く俺を幸せにしろ!!
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