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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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梅雨の小康状態。今年ももう半分が過ぎようとしている。

車で移動中、知人より「FAX」を送るよう指示される。考えてみれば、ファクシミリは各戸一台は当たり前の時代だ。当然のごとく、僕の家にもあるのだが店にはない。さて、どうしたものか。いつもなら店の向かいの「かのう3」ビリヤードでお借りするのだが、先日書いたように28日まで改装中。ちなみに「かのう3(かのうさんと読む)」は、僕の店と同じく、神戸市中央区加納町にあり、3丁目ゆえそういう名前が付く。僕はまだここに来て間もない頃ずっと、店の経営者が「加納さん」だと思っていた。クラブチームでラグビーをしていた頃にいた「畑佐(はたさ)」という同じ年の奴のことを、その老け顔も手伝って「畑さん」と言う名の、年上だとしばらく思っていたこともあった。

とにかく、かのう3には色々とお世話になっている。宅急便を受け取ってもらったり、子機を持っていって電話番をしてもらったり、トイレットペーパーやゴミ袋を切らしているときには拝借したり…と、助けてもらってる。一番は僕が「玉突き」好きだ、ということだが、とても有り難いことだ。


FAXを探さねば。ないところもあるが、コンビニでファックスサービスの表示を見たことがある。コンビニを探す。程なく「便利な店」は見つかる。余談だが、僕が三宮からジェームス山まで地道を車で走らせる20分間に、ローソンだけでも6店舗ある。ほんと便利だ。

送るものはA4サイズ、一枚。コピーなら10円だ。店の人がキャッシャーの中のスイッチを入れて「どうぞ」と言う。僕はスムーズに、ちょっと得意げに「知ってるよ」と言わんばかりに、さっとセットして送信する。相手は、市内灘区。その機械の仕事は少し遅めではあるが、僕のスマートなセッティングに敬意を表して、同じくスムーズにレスポンスを見せてくれた。

「おいくらですか?」

「200円です」


コンビニでファックスは使うべきではない……。


志賀死語38
『FAX』:今日は少し長めの死語?コーナー。まだファックスが珍しい頃、僕の母親は、送信ミスで途中の紙を引っ張ると、向こう側の紙も引っ張り戻されると思っていた。『紙が向こうに行くって凄いねぇー、今引っ張ったら向こうの人ビックリしはるよ絶対……』って笑ってた。我が母は「館ひろし」のことを『カッコいいなぁ、やかたひろし』と言うキュートな人だ。
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