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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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6/23 「売ってはいけないもの 付録【クワガタのその後】」 バックナンバー >>>
金曜22日。雨は大方の予想通り、客足を遠のけた。遅い時間に和食「わ田る」の渉くんが来ていた。バイトの新開さんと話してる。途中僕は、昨日の達可氏、神野くん(6/22日記参照)との話も思い出しながら話す。

料理を扱ってる店は、当然食材を回転させなくてはならない。ワインを売る店は、飲み頃を提供する。僕の店でも、彼らほどではないが、その人が飲んだっきり誰も飲まないマニアックな酒をずっと置いていてはいけないから、ある程度回転させるために、上手く色々と勧めなければならない。お客様に店の「本音の部分の意図」を感じさせないで、気持ちよく食べてもらったり飲んでもらったりしてもらうのも、サービスの一つであろう。

「売らなければならないこと」というものは、ビジネスマンにも存在するわけで、至極当たり前だ。問題は「売ってはいけないもの」つまり、自分を安売りさえしなければいいのだ。そうした時点で、マジョリティの仲間入りである。大多数の一人が安心なら、そうすればいいが…。



付録「クワガタのその後」

クワガタは梅雨の時期に何をしているのか、ご存じか?今家にいるクワガタ「ベタ」(6/1・7・13日記参照)はそれを教えてくれている。日中は死んでるかのように木の裏側に隠れていて動かない。それは解っているのに、いつも昼間は「あっ!逃げてしもた!!」と焦って木の裏を見てしまい、裏返すとちゃんといる。彼は「起こすなや!」と怒りをあらわに伏臥上体そらし。そのたびに「ゴメンゴメン」と言葉に出している僕がとてもとても好きだ。

夜中、店から帰る。真っ暗なバルコニーの皿にいる「ベタ」は大抵木の上に乗っかって蜜を吸っているのだが、暗いため明るいところで確認しないと僕は気が済まない。「今、ええとこやねん!邪魔せんといて!!」とまた怒られ、「ハイハイ、すんません」と半ば投げやりに言っている僕はとてもとても嫌いだ。

(あれから「ベタ」はどうなったの?と、ブエナビスタの星住ちゃんなど、多数聞かれたのでレポートしました)


志賀死語34
『くりそつ』:そっくりの意 今時、神戸製鋼ラグビー・中道が使ってた。こいつは「死語大王」だ。(6/3志賀死語参照)
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