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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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11日の夕方、旧居留地・大丸のカフェにいた。正面には「GUCCI」「ドルガバ(こんな風に略されるといやだろうな)」が見える。梅雨空はどこへやら。吹き抜ける風が心地よい。週の初めはボーッとするに限る。しかしさっきから…。

朝にテレビやFMから流れてくる曲が、一日中頭にぐるぐる回って「本日のヘビーローテーション」になってしまうことはないだろうか?僕のこの日の曲は「青い影」(プロコル・ハルム)、高校時代の想い出だ。

当時、好きなのにつき合えなかった人がいた。なぜなら彼女には、僕と同じくラグビー部に所属する彼氏がいたからだ。詳しくは思い出せないけれど、僕は彼女を凄く好きだったし、彼女も僕に優しかった様な気がする。でも当たり前のように男の友情からか、はっきりと告白しないでいた。帰る方向が一緒だったこともあって、僕は彼女を自転車の後ろに乗せて帰ることがあった。彼女の家までの短いデートの終わりはいつもあっけなかったが、一度だけ彼女の家にお邪魔したことがある。部屋にはエレクトーンがあり、彼女は件の「青い影」を弾いてくれた。

その頃は歌詞の意味も誰の曲なのかも解らなかったが、とても切なくて、10代の報われない恋愛に悲しい思いがした。以前にも、音楽で懐古することが多いと書いた(5/28日記参照)が、この曲を聴くと、今でもあの純情でひたむきな僕の姿が浮かんでくる。そしてあれから20年。

あぁ、あの頃の僕は何処に…。


志賀死語26
『ぞっこん』:ex. 僕は彼女にお熱で、ぞっこん首ったけだった!
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