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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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6月3日の日曜はしつこいようだが、僕の誕生日だ。

昼に家でのんびりしてたけど、せっかくのバースデーなのに、クワガタの「ベタ」は相変わらず『伏臥上体そらし(体育測定でやったでしょ。うつ伏せに寝てそらせて、床から計るやつ)』のクラス最高値のごとく、頭を持ち上げ、角をおっ広げ僕を祝ってくれない。ゆえに、外出することにした。ちゃんと、スプーンに砂糖水(しかも天然てんさい糖)を入れて出た。そんな優しい僕が好きだ。

今日は西川くんの店、Japanese Restrant「NATIVE」の周年パーティーでもあったので、週末店に来てくれたこともあって、覗いてみた。9時頃に行くと、盛況の様子。知り合いもやはり、狭い神戸では結構居て、会話を楽しむ。西川くんと週末に店に来ていた靴の職人さん、大西氏も約束通りいてお話しした。同席の女性陣に、黙ると怖がられる?と思うのでしゃべりまくって「変!」と言われた。

宴もたけなわ(文末志賀死語20を参照)いきなり、レコード回してたDJが「フロアに来てください」と言う。行くと、西川くんが、さすがにスティービー・ワンダー「Happy Birthday」は無かったけれど、マイクで「今日誕生日の方が居ます。へんこ(偏屈)でマニアックなお店、バー「志賀」の志賀さんでーす」と、80年代のディスコティックノリの、こっ恥ずかしい紹介をしてくれた。そこから、知らない人もみんな乾杯してくれて、それはそれは想い出に残る誕生日となった。シャンパンくれた、細見さんありがとうございます。僕そっちのけで、バイクのチームが今日発足したと、ブンブン音を立てて乗り回して喜んでた、鶴田くん。そんなことしてるから、不眠症になるねんで。北野クラブの浅木くんも、乾杯に来てくれてありがとう。たくさんの方に祝ってもらいました。

4日の午前2時前には、三宮に後ろ髪引かれる思いで帰路に着く。店はたまたま日曜の定休日だったが、こういう誕生日もいいものだ。とまっすぐ家に帰ったのも束の間、月曜は新聞回収の日だということを思い出し、たまった新聞を13階から1階のゴミ置き場まで持っていく。そんな現実に引き戻された独り身の寂しさ、慰めてもらおうとすがったクワガタの「ベタ」はすでに寝ていた…。


志賀死語20
『宴も闌』:ex. 宴も闌となりましたが、この辺でお開きとさせていただきます。後は若い人に任せて…。(言い回し死語バージョン)
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