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■ 中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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GW中盤、終日雨である。

昨日TVRが完治しそうで、ついでにオーディオをALPINEにしようと車屋さんに持っていった。急がせれば今日にも乗ることが出来たところではあるが、この天候はあの日の悪夢を思い出させる。TVRキミーラを創造した英国でそいつは、小雨はもちろん真冬でさえ(もちろんスタイルは重装備ではあるが)オープンにして走るという、操舵力と体力を兼ね備えた屈強な者のみに与えられる怪物であり、その点僕はまだ未熟だ。

さて、先程髪を切った。今そのホテルのロビーラウンジにいる。そういうとかなり優雅な響きではあるが何のことはない。美容室で駐車券をくれたので、ゆっくりしているだけだ。このホテルはハーバーランドにあり、狭いロビーの割にはカフェはゆったりくつろげるので、ボーっとするとき・仕事の書き物をするときにはよく利用する。あっ、それと銀行で新券両替が出来なかったときに、コーヒー一杯で一万円から釣銭をもらう目的でも。

僕は評論家ではないが、やはり店のオペレーションは気になる。

またそんな局面に出会ってしまった…。キャッシャーで電話の受け答えをする新入りらしい男性。切った後、どうも相手の名前を聞かなかったようで、リーダーの男性に怒られていた。まぁ、それ自体は見栄えはよくないが、前向きなので仕方ない。しかしその後がよろしくない。そのリーダーとチーフとおぼしき男性(スタイルが違う)がくだらん話で盛り上がっている。接客は一端にするし下の人間の教育を任されて注意もする。しかしである…。

ホテル、特にシティホテルでは「もてなしの心と居心地の良さ」を提供する場所と心得ている。サービスをサービスと感じさせないサービスは、実は非日常的かもしれないが、極上だ。ゆえに、現実に引き戻されるような状況はあってはならない。店に立つ人間は、その店の評価に直結しているのだ。ミシュランのような料理評論家達は、このように何食わぬ顔で文章をしたためているのであろう。その一筆がホテルランキングに影響するとは、ギャルソン達はつゆ知らずにいる。体制に影響なし。たった一杯の料金でコーヒーをお代わりする、僕はかわいいものだ。
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