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■ 志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
年中ムキゥーッ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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6/13 「我が人生最悪の時〜甘い蜜の香り」 志賀語録 2001 >>>
よく人は「最悪だ!」とか「あなた、サイテーよ!」なんて口にするが、僕の持論によるとそう言う時は、さしてそれ程ではない。「死んでやる」と言う奴は多分すぐには死なないし「これ以上走れない」と言う奴はまだまだ走れるものだ。余談ではあるが、別れを告げた相手に「死ぬかも知れない」ではなく「死んだりしないから」と言われた時にはゾッとした…。こんなことを書いた後に何だが、今まさに僕は「最悪やー!」と、のた打ち回りたい気分だ。全身が痒い。たまらなく痒いのだ。これはきっと…。

バルコニーにいるクワガタのベタは、まだ僕になつかない。いつか書いたが、子供には大人の目線でモノを言うと「おっさん」呼ばわりされるものだ。同じ土俵に上るべきなのである(5/29日記参照)。しかし、昆虫と同じフィールドとなると勝手が違う。まさか、おがくずに入るわけにもいかず、暫時考える。相変わらず「ベタ」は、木の穴に一杯入った蜜を吸って動かない。ペットショップで買った「昆虫の蜜ゴールド(何がゴールドなのか?)」のパッケージをしばし読んでみる。『昆虫の蜜をのぼり木や昆虫の館(ヤカタって何や!)などに入れます……虫たちはおいしさのあまり蜜から離れません……』なんとも、魅力的なフレーズなんだろう。そうだ、蜜を飲んでみよう!とにかく彼らの気持ちになってみるのだ。これはある種、強迫観念にも似た行為ではあるが、おそらく世界でも類を見ない「クワガタに家族と認められた人間」になるべく、僕は彼「クワガタ」と対峙した。彼はいつものように怒っているが、今まさに舐めんとする僕に不思議な表情をする(かのように見えた)。

小さい字で「開封後要冷蔵」と書いてあるそれは、ずっと太陽の下にあったがおそらく問題ない。賞味期限を見ると「3011204」と訳が解らないが、やはり問題ないだろう。値札が付いたまま「98円」と格安だが、問題…ないのか?とにかく、舐める。いや、ネタ的には飲んだ方がおもしろいだろう。いつしか僕は、これを読む人を意識している。あほである。

今は、13日水曜の朝8時。普段甘いものをほとんど食べない僕は免疫がない。メープルシロップにも似た「蜜ゴールド」は人間にも優しいかと思ったが、見事に全身じんま疹となる。確かにネタ的にはおもしろいが、やはりモーレツ(文末志賀死語27参照)に「最悪」である。持論通り、さしてそれ程ではないと言い聞かせてはいるのだが。


志賀死語27
『猛烈』:ガソリンのCMで一世風靡した「う〜ん、も・う・れ・つ」。後に「刺激的ぃ〜しびれるぅ〜」と付けると効果的ぃ〜!
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