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■ 志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
中毒性日記 2001
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
年中ムキゥーッ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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5/31 「バー志賀、どっと混む?」 志賀語録 2001 >>>
実家の母親から、たまに小包が届く。米だの、洗剤だの、食料品だの…。有難いことではあるが、洗濯洗剤はかれこれ、4箱新品が残っているし、ほとんど外食の僕には米を炊く機会もほとんどなく、休みの日に人を呼んでするパーティーの時にでも使うしかない。パーティーを誰か企画してくれれば、の話である…。

さて、その中に「鮭フレーク」なるご飯にのっけたり、茶漬けにしたり出来る瓶が入っていた。缶の蓋に『旬の味プレゼント!このキャップ20枚を一口で送ってください』とある。この販売元は北海道。こんな、缶のキャップをしかも20枚も送った日にゃぁ、えらい料金取られまっせ!第一、どこで売ってるかもわからんし、20枚集めている間に『旬の味』が逃げてしまう。今時20枚はないやろ。応募要項も載ってないし。びっくりしたわ、ほんまに。(当たる可能性は大だ…)

さて、とうとうホームページが出来た。そもそも、なんで今になってアナログな店の「志賀」が、サイトを立ち上げるのか。まず第一は、しばらく来ていないお客様に「志賀は相変わらずぼとぼちやってる」と安心してもらいたいこと、そして皆さんに店や僕の周りで起こるエピソードを、僕の記憶だけに留めるのはずるい気がしたこと。最後に、僕の可能性を色々試したかったこと、である。

世の中にはIT関連の物が溢れ、インターネットを介してのパブリシティーの有効性や、回線を通しての双方向ビジネスが目白押しだ。しかし、アナログな店「志賀」のホームページは少し意味合いが違う。あくまで、単一方向、つまりはいつもハガキで送ったりしている「志賀であるためのアイデンティティーの確認と責任」であり(何を訳わからんことを言ってると、お思いでしょうが)「こいつ、全然変わって無いなぁ」って皆さんが思ってくださればいい。よって、メールには答えようかと思うがBBSは無い。とにかくホームページで僕らしさを出すために自分の言葉で伝えたい。通り一辺倒な難しい知識をがなり立てたくはない。そういえば、30日に来ていた紳士・種継氏が「志賀ちゃん、力入りすぎやで」と、僕の女性観?も含めて助言してくれた。なかなか鋭い…。こんな意見、アドバイスは受け入れる柔軟さは備えているつもりだ。

同じ日に、労組の会議とやらで神戸に来ていたホテル時代の同期が二人、店に来た。一人がこう言う。「志賀は、ホテルでやってきた知識と経験を、生かせる仕事が出来ていいなぁ。俺なんか、営業とか、フロントとかで何にもないもんなぁ…」ずっと同じ会社にいて、妻子が居る彼らの方が僕から見れば尊敬できるが、確かに経験は大事だ。今もその頃の体験が僕の一部を支えている。しかし、バーなんて酒が好きで、酒をそろえる金があって、本や何かで覚えた知識さえあればとりあえずは出来るはずだ。問題は「知識」だけで店をやろうとすることにある。お客様・澤田氏に借りたインディアンの言葉の本にいいことが書いてあった。

『最近の人は知恵ではなく、知識ばかりを求めている。知識は過去のものだが、知恵は未来からやってくる』ヴァーナン・クーパー(ランビー族)1990年

知恵を持って生きて行けたとしたら、その人が会社に勤めていようが、プロのスポーツ選手であろうが、店をやっていようがアイデンティティーと共に前に進めるはずだ。ホームページは、そんな僕の経験と知恵を持ってゆっくり望みたい。時間は十分にある。「bar-shiga.com」ドメイン名とは裏腹に、バー志賀は相変わらずどっと混まないので…。


志賀死語16
『ワンフィンガー』:シングルの水割りを注文するときに使う。ダブルはツーフィンガー。こんな注文をする人で店が「どっと混む」んだったらある意味、懐かしさを込めて見てみたいものだ。
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